コモンタイム

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コモンタイム

2016年9月 1日 UP

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学名 Thymus vulgaris
シソ科・常緑小低木
和名 タチジャコウソウ

タイムと聞いて、
「勇気」という言葉を思い浮かべる方は、
ハーブ通ですね!

そうです、タイムは、
古代ギリシャ・ローマ時代の人たちにとって
勇気、品位、優雅の象徴でした。
当時、「タイムの香りのする人」というのは、
男性にとって最大の褒め言葉でした。
そして、中世の婦人たちは、
スカーフに蜂とタイムを刺繍し
勇者に贈ったと伝えられています。

タイムは、ヨーロッパ南部原産のハーブで、
数あるハーブの中でも抗菌力の強いハーブ。
あの小さな葉の中にとても大きな力を持っています。

その抗菌力を利用して、
古代エジプトでは、
タイムに含まれる揮発性のオイルを
ミイラの防腐剤として利用したといいます。

薬用という意味では、
ギリシャ人は神経痛の緩和に、
ローマ人は抑うつの治療に、
中性ヨーロッパやイングランドでは、
消化不良からリウマチ、月経痛など
様々な症状に利用されており、
風邪やインフルエンザの患者に
タイムティーが出されていたそうです。

現在、欧米のハーブ治療の専門家たちは、
咳、風邪、インフルエンザ、気管支炎、喘息などに
用いています。

昔から、文化によって使い方は違いますが、
抗菌作用がありそうだということは
なんとなく経験からわかっていたのかもしれませんね。

さて、抗菌作用などの効能に注目しましたが、
タイムはお料理でもとても重宝するハーブです。

お肉、お魚の臭み消しや、
煮込み料理に入れるブーケガルニ(香草の束)にも、
パセリやローリエなどと一緒に
使われるハーブです。
また、タイムの香りを移した
ハーブオイルやハーブビネガーも
作っておくと、ささっと使えて便利です。

タイムは、ごく少量でも香りが持続しますので、
加減しながら加えてくださいね。

うがい薬からお料理まで、
幅のある使い方ができるタイム。
育てやすいいので、
みなさんもぜひ栽培に挑戦して、
色々な用途で使ってみてください♪


文 田所かおり

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