ハーブの生活型

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ハーブの生活型

2016年10月25日 UP

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ハーブには、色々な生き方があります。
人間も様々!?ですが(笑)、
ハーブの生き方も様々で、種類や品目によって
その生活型が決まっています。

春に種から芽が出て、夏に花が咲いて、
秋に種ができて、冬に枯れる・・・
というパターンだけじゃないのです。

どのような生活型があるのかというと、
まず大きな分類として
木本、草本に分けられます。
茎が木のように固くなることを
木化と言いますが、
木化するものを木本、
木化しないものを草本と呼びます。

背が低くても木になるものは木本。
背が高くても木化しなければ、草本です。
木本だと公園に植えられている木を思い浮かべますか?
草本は道端の草を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
それも確かに正解です。

それでは、突然ですが、
バナナは!?草本!?木本!?

バナナの木を思い出してみてください。
バナナの木は人間より背が高くなりますが、
木化していないので、
分類としては草本なのです。
ということで、草本、木本の分類は、
木化するかどうかということになります。
ハーブから脱線しましたが、
分類の説明として。

茎が木化しない草本の中で、
さらに、一年草、二年草、多年草に分けることができます。

一年草は、種を播いてから
1年以内に開花し、枯れる生活サイクルの植物。
一番イメージしやすいタイプでしょうか。
このタイプのハーブは、毎年種を播くことになります。
例えば、ナスタチウム、ボリジ、
ジャーマンカモミール、チャービル、ディル、
コリアンダー、シソなどがこのグループです。

二年草は、種子を播いてから枯死するまでに、
1年以上2年以内で終わる生活サイクルの植物のこと。
例えば、春に種を播いて、苗の状態で冬越し、
翌年花が咲くような生活パターン。
パセリやキャラウエイが該当します。
ハーブとして利用する場合は、毎年種子を播いて育てます。

多年草は宿根草とも呼ばれ、
一年草のように花が咲いたら枯れてしまうのではなく、
根株は残って冬越し、春になったら芽を出す、
というサイクルの植物。
地上部が枯れて根株だけで冬越しするものと、
地上部が枯れずに冬越しするものがあります。
例えば、マロウ類、オレガノ、キャットミント、ヤロウ、
セージ、レモンバーム、ラベンダー、ミント類
などがあります。

草本はここまで。
お次は木本です。
木本のハーブ、思い浮かぶでしょうか。
おなじみのタイム、ローズマリーも実は木本なのです。

木本の中でさらに分けると、
木本は1シーズンで命が終わらない多年生ですが、
葉が落ちるもの(落葉性種)と、
葉が落ちないもの(常緑性種)に分けることができます。

落葉性種には、レモンバーベナ、エルダー、
常緑性種には、タイム、ローズマリー、
ヒース、ローリエ、などが該当します。

ハーブのライフサイクル、いろいろなパターンがありますよね。
あなたの育てているハーブの特性はわかりましたでしょうか。
一年草と思っていたハーブが、多年草とわかったら、
上手に冬越しして来年も大事に育ててみてくださいね♪


文 田所かおり

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