スタッフより

農styleスタッフがオススメする農情報や活動日記をご紹介。

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新規就農というとどんなイメージがありますか?

一般には、一定期間の研修の後に個人農家として独立をする「独立就農」のイメージが強いかもしれませんね。いいね!農styleでも自治体と一緒に「札幌のマチナカで気軽に就農相談会」を開催したり、新規就農を考えている方をサポートする活動を行っています。
ただ、「独立就農は」資金確保や土地探し、地域との馴染みなど、決して低くはないハードルがいくつかあり、時間や忍耐力、時には運も必要になります。ひとつの経営体を自分で立ち上げて運営してくのですから、それは新しい会社をひとつ立ち上げるのと同じように大変で、その分、成功した時には喜びも大きいのですが。

一方で、比較的少ないリスクで就農を実現する方法のひとつとして、「農業法人への就職」という方法があります。
もちろん個人農家で従業員を募集している場合もありますが、今回は「農業法人への就職」について考えてみましょう。

●そもそも農業法人って何ですか?
農業法人とは、会社組織によって農業を営む経営体です。
古くから、農業は「家族」で営み、親から子へと受け継がれていくものでしたが、その経営基盤を「家族」から「企業」へ変換し、農業経営の安定と発展を目指している会社組織のことです。

労働時間をしっかりと管理したり、社員の福利厚生を整えたり、ひとつの企業になることで、職場環境の改善が確実に行われてきてます。
また、取材を通じて一番驚いたのは、自分の子どもが会社の中に居たとしても、会社を存続してけるだけの能力がない場合は、別の優秀な人材に会社を託すと明言している社長が多かったことです。
農業法人はひとつの企業ですが、地方に行くほど、地域の大切なコミュニティを担っていたり、地域の雇用を生み出す存在だったり、その地域にとって欠かせない大切な存在になっているケースが多く、そのことをしっかりと認識しながら経営をしています。

●農業法人へ就職することのメリットは?
何と言ってもひとつめは、すぐに農業を始められる(農業者になれる)ことです。

2つ目は、毎月安定したお給料がもらえることです。
資金がなくても農業を始められる、そしてちゃんと働いていたら毎月安定したお給料をもらえます。
自分が負債を抱えるなんてリスクも一切ありません。

3つ目は、就業規則や職場環境、待遇面などが整備されていることです。
例えば、地方の農業法人へ就職する場合、移住が伴うことが多いのですが、住居を紹介してもらえたり中には社宅が完備されていたり、といった生活面へのサポートを手厚くしている法人も増えています。

4つ目は、将来の可能性が多彩であることです。
年々農家の数が減っていることからもわかるように、担い手不足は農業界の大きな課題です。
それは会社組織にしても同じことで、しっかり真面目に務めていたら、そんなに遠くない将来に会社の幹部に抜擢される可能性も十分にあります。
また、将来独立を希望するスタッフに対して、独立サポートを行ってくれる法人も沢山あります。

さらに、農業法人に就職する際に、研修生として入ることも可能です。
独立就農をする場合、市町村ごとに定められた研修期間を終了することで、その地域で認定農業者になるための権利を得られるのが一般的です。その権利を得られる研修生として就職をすることも可能ですので、将来独立を希望される方は、予め就職先の法人に相談をしてみてください。

※研修はその期間に地域と馴染みまわりからの信頼を得ることも目的のひとつであるため、農業経験があったり他地域での研修を終了していても、場所が変わると再度研修からというケースもありますので、詳しくは、農業法人の担当者や市町村の相談窓口にご相談ください。

(文 いいね!農style 伊藤 新)


★6/5〜4週間、ジョブキタにて農業特集を実施中です。
ジョブキタ 北海道の大地で働く 農業・酪農編

★北海道の人、暮らし、しごと『くらしごと』
 農業法人で働く「株式会社 風のがっこう」の記事を掲載中!
http://kurashigoto.hokkaido.jp/life/20170605060000.php

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Agricultural Magagine いいね!農styleの第7号を発行しました!
今回のテーマは「農を表現する」。

同じ種でも、作り手が違うと、
カタチも味も異なるものができるように、
作物や畑の景色、取り組みやまわりの日との繋がりも、
きっと、それぞれの思いを表現している場でもあるんですよね。
そんなことを思いながら取材を進めました。

新規就農をして迎えた始めての収穫と、
引退することを決めた、最後の収穫のお話し。

何にもないは、何でもある、何でもできるということ。
ただ楽しみ方を知らなかっただけ。
使われていない畑に人が集い、同じ時間、空間を共有して
今を楽しむ場をつくりだした、KOZORITE。

まさかまさかの連続で、
新規就農をして初収穫のぶどうでワインをつくってしまい、
さらには、自前の醸造所までつくってしまうという
余市のぼりんファーム。

小麦のわらの部分を活用して、
「ヒンメリ」というフィンランド発祥の麦わら細工をつくり、
町おこしにまでつなげてしまった、えづらファーム。

トマトを育て、その同じ土で陶器をつくる土のフジワラ。
など、今回も本当に素敵な方たちに出会うことができました。

本日から徐々に設置・配布がはじまりますので、
どこかで見かけたら、ぜひ手にとってみてください。

Brasserie coron×いいね!農styleコラボ企画
『coron marche de saison』
2016年11月に、Niseko LaLaLa Farmの服部吉弘さんをお招きして開催した、
生産者トークセッション&交流会のレポートです。
コーディネーターを務めるのはいいね!農styleの伊藤新です。

お話は、名古屋からニセコに移住して新規就農した服部さんの歩みから始まりました。
名古屋出身で大学卒業後は建築の仕事に就いていた服部さん。北海道への憧れと「自分らしく好きな場所で好きなことをしたい」という思いから農家という仕事を選び、ニセコでの就農を決めました。LaLaLa Farmという農場名も「歌うように楽しく農業をしたい」と考えて命名したそうです。

服部さんが取り組んでいるのは「循環型の自然栽培」。肥料や農薬を使わずに、自然の摂理に従った循環の手伝いを人ができればという考えで畑や作物と向き合っていると話します。植物は自分では動けない分、もともと光合成によってで栄養を作る力を持っています。また、土のなかで、落ち葉を細かく分解し植物が吸収しやすい形にするのが微生物。光合成と微生物、2つの働きによって植物はエネルギーを体に取り込むことができ、このような変化全般を服部さんは「発酵」と呼んでいます。

服部さんはこの植物の営みと同じことが、自然界のさまざまな場所、例えば酒造りや人間の腸のなかなどでも起こっていると考えています。脳で考えるだけでなく、もっと本能的に腸で感じる感覚や五感を大切にしよう、というのが服部さんの考えです。情報があふれる現代社会。カロリーや栄養素を考えるよりも「食べたい」とカラダが自然に求めるものを食べること、「もうこのくらいで満足だよ」というカラダの声を聞く、そういう生活をすることでより健康にも幸せになれると服部さんは考えます。
確かに、最近の食べ物は美味しすぎて、本当はカラダが満足しているのに脳はもっと食べたいと言っている、という状況はよくありますよね。

その後、トークにはこの日の料理を担当した「brasserie coron with LE CREUSET」の塚田宏幸シェフも参加。「料理人は普段おいしさや見た目の美しさなど、脳を喜ばせることを考えているけれど、今日は『腸』を意識した料理にもチャレンジ。それがLaLaLa Farmのトマトで作った『トマト麹』を使う「腸にもおいしい料理」です」との説明がありました。さらに、2時間かけて低温でオーブン焼きにした「人参のオーブン焼き」に関しては、服部さんの自然栽培のニンジンは、えぐみや苦みが感じられなく、純粋で適度な糖をカラメル化することで、デザートのようなおいしさとなるのが面白いと、話してくれました。

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新規就農から7年目を迎えた「Niseko LaLaLa Farm」の服部吉弘さん

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各地の生産者とのつながりも深い「brasserie coron with LE CREUSET」の塚田宏幸シェフ

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脳よりも五感、五感よりも腸、の感覚を大切にするといいというお話しが。
腸の中は土の中と同じで、様々な最近がカラダに栄養を取り込みやすくなるよう働いてくれているのだそう。

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今回のお料理
◎えりも短角牛のローストビーフ玄米麹漬け 小芋とトマト麹ソース
◎カボチャのラビオリ カーボネロとニンジン
◎生姜香るバゲット
◎人参のオーブン焼きホエーのソース 友情スペシャル

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食事を楽しみながらの交流風景。畑への思いや食材への思い、話題は尽きません。

お料理を味わった後は、服部さん、塚田シェフを交えて3人によるトークセッションです。

塚田シェフは、お客様の「健康的で力強い味の野菜ですね」という声に、「料理は素材が7割。素晴らしい素材を探し出すのも自分の大事な仕事。ただ焼いただけでもおいしい服部さんの野菜は、料理人にとっても素晴らしい食材です」と。普段「旬を意識する」というよりは、その時そのタイミングで採れたおいしいものを使うことを大事にしていると話す塚田シェフ。その結果、季節に合ったものをいただくことで料理がよりすっと体に入り、元気になっていくと感じているそうです。

自然栽培同様に服部さんがこだわりを持って取り組むのは種を自分で採り命を繋いでいく「固定種」の栽培。「F1(一代交配種)」とは異なり、毎年毎年その土地ならではの環境を種の中に記憶し、馴染んでいく品種です。ニセコならでは、LaLaLa Farmならではの野菜たちが、これからどう育っていくのか、ますます楽しみですね。

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プチマルシェではLaLaLa Farm特製のトマトジュースや甘酒などの販売が行われました。

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終了後も塚田シェフや服部さんとの会話は尽きませんでした。

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ごはんを食べる人も、
北海道農業の応援団!

演劇ユニット「TEAM NACS」のリーダーとして親しまれている森崎博之さん。自らを"北海道農業の応援団長"として、HBC「あぐり王国北海道NEXT」で子どもたちと農業体験を楽しんだり、ホクレンが発行する北海道内生産者・JA向け広報誌(「広報ほくれん」)にコラム「熱血あぐり魂」を連載したり、「農」と力一杯向き合っています。この8月には、北海道農業への愛情をたっぷり込めたエッセイ本『生きることは食べること~森崎博之の熱血あぐり魂』を出版。その魅力を直撃しました。

農業を意識したきっかけは?

僕は東川町出身で祖父と祖母が農家なんです。小さいころは、オヤツというとスナック菓子...ではなく、冷蔵庫からマヨネーズを持ち出し、畑のキュウリやトマトをもいで食べていました。そんな幼少時代を過ごしたからか、土に宿る魂や「農」にまつわる出来事への感度が高くて。8年ほど前に「あぐり王国北海道(現「あぐり王国北海道NEXT」)」のお話をいただいた時は「土の仕事だ~!」ってテンションが上がりました(笑)。


農業はご自身に合っているんですね。

そうですね。舞台やイベント、たまに映画やドラマなどいろいろやらせていただいていますが、北海道の畑に行って「うわ~いい天気だな~」と叫んだり、子どもたちと「十勝って広いな~」と笑い合っているほうが自分らしい気がするんですよね。


本はどんな内容ですか?

「あぐり王国北海道」で見聞きしたことを中心に、ホクレンの広報誌に「熱血あぐり魂」というエッセイを書いています。今回はこれまでの72回分の原稿に加え、レシピや対談、書き下ろしの企画、食育の絵本などを散りばめているんです。生産者は時に専門的な言葉で語ることもあるので、誰が読んでも分かりやすいカジュアルな表現に敷居を下げて北海道農業を伝えるように仕上げています。


エッセイの中で特にオススメの回は?

実は本の前書きにもオススメの回を載せていますが、第52回の「ながら魂」。テレビやスマホを見ながら食事をするのは行儀が悪いけれど、「笑いながら、楽しみながら、感謝しながら」食べることの大切さを書いています。
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執筆を振り返って思うことは?

昔ながらのナチュラルなものをブレずに応援しているんだって思いました。最近では自分で味噌や漬物を手がけることもあり、手間ひまかけてつくり上げた食べ物がいかにおいしいか痛感することも多くて。本には「ダイエット魂」という書き下ろしもあり、本当に大切につくられたものを感謝しながら味わえば、食べることを制限したり厳しくしなくても健康でキレイは磨けるんだって伝えています。


なるほど。ちなみに男性向けの企画はありますか?

世のお父さんにぜひ実践してもらいたい「米なで講座」!僕は「ごはんソムリエ」の資格を取得し、おいしいごはんの炊き方を身近な人や講演会などでもお伝えしています。秘訣は昔のように米をガリガリ研ぐのではなく、やさしくなでること。そして、2時間以上うるかす(※)のもコツ。お父さんが帰宅して寝る前に米をなで、朝はお母さんが炊飯器のスイッチを押すだけ!ごはんがおいしくなる上、家族の絆も深まりそうでしょう。ちなみに、"なで方"はビジュアル付きで解説しています。
※うるかす・・・北海道弁で「水につける」「ふやかす」こと。


本を出すにあたって印象深かったことって?

「あぐり王国北海道」に参加してくれた子どもと対談した企画です。当時は小学5年生だった子が番組を通して農家になりたいという夢を抱き、酪農学園大学に進学したんです。対談では農業を俯瞰して見る目や経営を学ぶ姿勢が感じられ、「将来は法人化する」という言葉も飛び出すくらい成長していました。そんな"宝物"と出会えるのは、北海道農業応援団長として本当にうれしいです。


最後に本を通して伝えたいことを教えてください!

ごはんがもっと楽しく、もっとおいしくなる情報を伝えることです。例えばレタスの和名はチシャで漢字は乳草。レタスを新鮮なうちに切るとラクチュコピクリンという鎮静作用がある白い液が出てくることからそう名づけられました。フレッシュなレタスを届けるためには、生産者は朝の3時ごろから一つひとつ包丁で丁寧に収穫し、午後1時には出荷しなければなりません。そんなストーリーが分かると、ごはんのおいしさが一層増して、生産者のことも思い描くようになるはず。この本を通して、食べる人も北海道農業の応援団なんだという気持ちを抱いてくれることを信じています!

Information

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『生きることは食べること~森崎博之の熱血あぐり魂』
発売:8月3日(水)
価格:1,500円(税込み)
オフィスキューオンラインショップCUEPRO
ローソン及びミニストップ店頭Loppi、全国一部書店ほかでお買い求めいただけます。

イベント会場内でエッセイ本を先行販売!
オフィスキューのメンバーが勢ぞろいする2年に1度の真夏の祭典!
「CUE DREAM JAM-BOREE 2016」

7月29日(金)19:00開演
7月30日(土)12:00開演(完売)、18:00開演(完売)
7月31日(日)12:00開演(完売)

会場:北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市豊平区5条11丁目1-1)
チケット:全席指定 通常席7,000円
ローソンチケット/Lコード:19900
お問い合わせ:オフィスキューお問い合わせダイヤル
011-219-0939(平日10:00~17:00)
詳しくはコチラ!


31日(日)の千秋楽には全国でライブ・ビューイングを実施。
地元北海道は札幌・旭川での開催。
詳しくはコチラ!


※エッセイ本の中のレシピ紹介及び森崎さんとの対談で登場する塚田さんがメインシェフを務める「brasserie coron with LE CREUSET」といいね!農styleが連携した新コンテンツ、北海道のハーブの魅力をお伝えする「北海道ハーブ」も公開中です。

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Agricultural Magagine いいね!農styleの第6号を発行しました!

今回のテーマは「家族」。

七飯町の山田農場、豊富町の工房レティエの、
まるで現代の開拓者のような生き方にはいろいろと考えさせられました。

滝川市の仲の良すぎる三兄弟、野口ファームや、
農業のバカ話しをネットラジオで伝える仲良し3人組、バカ農業のみなさん。

珍しいカラフル野菜をビジネスにつなげた津別のどりーむふぁーむプロジェクト。
同じく珍しいシーベリーという果実で、市町村合併で疲弊していく町を救おうと考えたむかわ町穂別の遠藤組など。

今回も読み応えのある内容になっています。

今日、明日くらいから、設置・配布がはじまります。
配布先やこぼれ話は、特設サイトにてご確認ください。

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