スタッフより

農styleスタッフがオススメする農情報や活動日記をご紹介。

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Agricultural Magazine いいね!農styleの第9号を発行しました!
今回のテーマは「子を育て子に育てられるという、愛おしい時間」です。

巻頭特集は、畑が遊び場のとってもかわいい四姉妹の松鶴ファーム、牧場の中の子ども園スーホにて農的な子育てについてお聞きしました。
50歳にして慣行栽培から自然栽培へと栽培方法を変えた山本農産。
50年ぶりに田んぼに蛍が帰ってきたタカシマファーム。
映画「そらのレストラン」の舞台となった村上牧場。
などなど。
今回もとってとっておきのお話をぎゅっと詰め込みました。
ぜひどこかで見かけたら手にとってみてください。

フリーペーパー特設サイトにて、配布先や取材こぼれ話もご覧いただけます。

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Agricultural Magagine いいね!農styleの第8号を発行しました!
今回のテーマは「農のこれまでを見守ること、農のこれからを見渡すこと」です。


酪農をもっと楽しく、休みもちゃんととれてビジネスになる、年々まわりの農家が減っていく土地をこれからも守り続けていくために、これからの日本の酪農を変えられるかもしれない「しくみ」にチャレンジしている天塩町の宇野牧場。

地元に暮らす人と人がひとつになり、頼り頼られながらひとつのことを成し遂げるという働き方を北海道につくりたい、そんな思いから新規就農で農業を始めた一番最初から農福連携に取り組む北広島市の竹内農園。

365日24時間放牧、牛が過ごしたい場所で過ごし、自然の中で自分で仔牛を産み自分で育てる、そんな野生牛を育てる様似町の駒谷牧場。

まるで昔話の一節のような、三兄弟のきのこ物語を聞かせてくれた比布町の遠藤農産。
などなど。

今回もとってとっておきのお話をぎゅっと詰め込みましたので、
ぜひどこかで見かけたら手にとってみてください。

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新規就農というとどんなイメージがありますか?

一般には、一定期間の研修の後に個人農家として独立をする「独立就農」のイメージが強いかもしれませんね。いいね!農styleでも自治体と一緒に「札幌のマチナカで気軽に就農相談会」を開催したり、新規就農を考えている方をサポートする活動を行っています。
ただ、「独立就農は」資金確保や土地探し、地域との馴染みなど、決して低くはないハードルがいくつかあり、時間や忍耐力、時には運も必要になります。ひとつの経営体を自分で立ち上げて運営してくのですから、それは新しい会社をひとつ立ち上げるのと同じように大変で、その分、成功した時には喜びも大きいのですが。

一方で、比較的少ないリスクで就農を実現する方法のひとつとして、「農業法人への就職」という方法があります。
もちろん個人農家で従業員を募集している場合もありますが、今回は「農業法人への就職」について考えてみましょう。

●そもそも農業法人って何ですか?
農業法人とは、会社組織によって農業を営む経営体です。
古くから、農業は「家族」で営み、親から子へと受け継がれていくものでしたが、その経営基盤を「家族」から「企業」へ変換し、農業経営の安定と発展を目指している会社組織のことです。

労働時間をしっかりと管理したり、社員の福利厚生を整えたり、ひとつの企業になることで、職場環境の改善が確実に行われてきてます。
また、取材を通じて一番驚いたのは、自分の子どもが会社の中に居たとしても、会社を存続してけるだけの能力がない場合は、別の優秀な人材に会社を託すと明言している社長が多かったことです。
農業法人はひとつの企業ですが、地方に行くほど、地域の大切なコミュニティを担っていたり、地域の雇用を生み出す存在だったり、その地域にとって欠かせない大切な存在になっているケースが多く、そのことをしっかりと認識しながら経営をしています。

●農業法人へ就職することのメリットは?
何と言ってもひとつめは、すぐに農業を始められる(農業者になれる)ことです。

2つ目は、毎月安定したお給料がもらえることです。
資金がなくても農業を始められる、そしてちゃんと働いていたら毎月安定したお給料をもらえます。
自分が負債を抱えるなんてリスクも一切ありません。

3つ目は、就業規則や職場環境、待遇面などが整備されていることです。
例えば、地方の農業法人へ就職する場合、移住が伴うことが多いのですが、住居を紹介してもらえたり中には社宅が完備されていたり、といった生活面へのサポートを手厚くしている法人も増えています。

4つ目は、将来の可能性が多彩であることです。
年々農家の数が減っていることからもわかるように、担い手不足は農業界の大きな課題です。
それは会社組織にしても同じことで、しっかり真面目に務めていたら、そんなに遠くない将来に会社の幹部に抜擢される可能性も十分にあります。
また、将来独立を希望するスタッフに対して、独立サポートを行ってくれる法人も沢山あります。

さらに、農業法人に就職する際に、研修生として入ることも可能です。
独立就農をする場合、市町村ごとに定められた研修期間を終了することで、その地域で認定農業者になるための権利を得られるのが一般的です。その権利を得られる研修生として就職をすることも可能ですので、将来独立を希望される方は、予め就職先の法人に相談をしてみてください。

※研修はその期間に地域と馴染みまわりからの信頼を得ることも目的のひとつであるため、農業経験があったり他地域での研修を終了していても、場所が変わると再度研修からというケースもありますので、詳しくは、農業法人の担当者や市町村の相談窓口にご相談ください。

(文 いいね!農style 伊藤 新)


★6/5〜4週間、ジョブキタにて農業特集を実施中です。
ジョブキタ 北海道の大地で働く 農業・酪農編

★北海道の人、暮らし、しごと『くらしごと』
 農業法人で働く「株式会社 風のがっこう」の記事を掲載中!
http://kurashigoto.hokkaido.jp/life/20170605060000.php

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Agricultural Magagine いいね!農styleの第7号を発行しました!
今回のテーマは「農を表現する」。

同じ種でも、作り手が違うと、
カタチも味も異なるものができるように、
作物や畑の景色、取り組みやまわりの日との繋がりも、
きっと、それぞれの思いを表現している場でもあるんですよね。
そんなことを思いながら取材を進めました。

新規就農をして迎えた始めての収穫と、
引退することを決めた、最後の収穫のお話し。

何にもないは、何でもある、何でもできるということ。
ただ楽しみ方を知らなかっただけ。
使われていない畑に人が集い、同じ時間、空間を共有して
今を楽しむ場をつくりだした、KOZORITE。

まさかまさかの連続で、
新規就農をして初収穫のぶどうでワインをつくってしまい、
さらには、自前の醸造所までつくってしまうという
余市のぼりんファーム。

小麦のわらの部分を活用して、
「ヒンメリ」というフィンランド発祥の麦わら細工をつくり、
町おこしにまでつなげてしまった、えづらファーム。

トマトを育て、その同じ土で陶器をつくる土のフジワラ。
など、今回も本当に素敵な方たちに出会うことができました。

本日から徐々に設置・配布がはじまりますので、
どこかで見かけたら、ぜひ手にとってみてください。

Brasserie coron×いいね!農styleコラボ企画
『coron marche de saison』
2016年11月に、Niseko LaLaLa Farmの服部吉弘さんをお招きして開催した、
生産者トークセッション&交流会のレポートです。
コーディネーターを務めるのはいいね!農styleの伊藤新です。

お話は、名古屋からニセコに移住して新規就農した服部さんの歩みから始まりました。
名古屋出身で大学卒業後は建築の仕事に就いていた服部さん。北海道への憧れと「自分らしく好きな場所で好きなことをしたい」という思いから農家という仕事を選び、ニセコでの就農を決めました。LaLaLa Farmという農場名も「歌うように楽しく農業をしたい」と考えて命名したそうです。

服部さんが取り組んでいるのは「循環型の自然栽培」。肥料や農薬を使わずに、自然の摂理に従った循環の手伝いを人ができればという考えで畑や作物と向き合っていると話します。植物は自分では動けない分、もともと光合成によってで栄養を作る力を持っています。また、土のなかで、落ち葉を細かく分解し植物が吸収しやすい形にするのが微生物。光合成と微生物、2つの働きによって植物はエネルギーを体に取り込むことができ、このような変化全般を服部さんは「発酵」と呼んでいます。

服部さんはこの植物の営みと同じことが、自然界のさまざまな場所、例えば酒造りや人間の腸のなかなどでも起こっていると考えています。脳で考えるだけでなく、もっと本能的に腸で感じる感覚や五感を大切にしよう、というのが服部さんの考えです。情報があふれる現代社会。カロリーや栄養素を考えるよりも「食べたい」とカラダが自然に求めるものを食べること、「もうこのくらいで満足だよ」というカラダの声を聞く、そういう生活をすることでより健康にも幸せになれると服部さんは考えます。
確かに、最近の食べ物は美味しすぎて、本当はカラダが満足しているのに脳はもっと食べたいと言っている、という状況はよくありますよね。

その後、トークにはこの日の料理を担当した「brasserie coron with LE CREUSET」の塚田宏幸シェフも参加。「料理人は普段おいしさや見た目の美しさなど、脳を喜ばせることを考えているけれど、今日は『腸』を意識した料理にもチャレンジ。それがLaLaLa Farmのトマトで作った『トマト麹』を使う「腸にもおいしい料理」です」との説明がありました。さらに、2時間かけて低温でオーブン焼きにした「人参のオーブン焼き」に関しては、服部さんの自然栽培のニンジンは、えぐみや苦みが感じられなく、純粋で適度な糖をカラメル化することで、デザートのようなおいしさとなるのが面白いと、話してくれました。

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新規就農から7年目を迎えた「Niseko LaLaLa Farm」の服部吉弘さん

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各地の生産者とのつながりも深い「brasserie coron with LE CREUSET」の塚田宏幸シェフ

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脳よりも五感、五感よりも腸、の感覚を大切にするといいというお話しが。
腸の中は土の中と同じで、様々な最近がカラダに栄養を取り込みやすくなるよう働いてくれているのだそう。

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今回のお料理
◎えりも短角牛のローストビーフ玄米麹漬け 小芋とトマト麹ソース
◎カボチャのラビオリ カーボネロとニンジン
◎生姜香るバゲット
◎人参のオーブン焼きホエーのソース 友情スペシャル

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食事を楽しみながらの交流風景。畑への思いや食材への思い、話題は尽きません。

お料理を味わった後は、服部さん、塚田シェフを交えて3人によるトークセッションです。

塚田シェフは、お客様の「健康的で力強い味の野菜ですね」という声に、「料理は素材が7割。素晴らしい素材を探し出すのも自分の大事な仕事。ただ焼いただけでもおいしい服部さんの野菜は、料理人にとっても素晴らしい食材です」と。普段「旬を意識する」というよりは、その時そのタイミングで採れたおいしいものを使うことを大事にしていると話す塚田シェフ。その結果、季節に合ったものをいただくことで料理がよりすっと体に入り、元気になっていくと感じているそうです。

自然栽培同様に服部さんがこだわりを持って取り組むのは種を自分で採り命を繋いでいく「固定種」の栽培。「F1(一代交配種)」とは異なり、毎年毎年その土地ならではの環境を種の中に記憶し、馴染んでいく品種です。ニセコならでは、LaLaLa Farmならではの野菜たちが、これからどう育っていくのか、ますます楽しみですね。

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プチマルシェではLaLaLa Farm特製のトマトジュースや甘酒などの販売が行われました。

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終了後も塚田シェフや服部さんとの会話は尽きませんでした。

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