じょぶのもと

もっと伝えたいことがあるから。

こんにちは、買物公園。
こんにちは、この界隈で働くすてきな人。
6つ目のじょぶのもとは、
旭川の街の真ん中にやって来ました。

フリーマガジン「じょぶのもと」は、旭川買物公園のお店などで無料配布しています。
ぜひ手にとって見てください。

じょぶのもと vol.6
旭川買物公園界隈で働くひと。

じょぶのもと vol.6 旭川買物公園界隈で働くひと。
発行日
2010年11月29日
配布場所
詳しくはこちらをご覧ください。
Contents
旭川買物公園界隈で働くひと

総菜・お弁当 鈴木商店
ほっこる編集部
アッコモンストア

買物公園の、買い物袋
何年目かの記念写真
どんぶりの中の、いい仕事

ぎんねこのちゃっぷ丼
八条はま長のラーメン

絵本に載らない物語

こども富貴堂

脇道で、出会った、すてきな人

戯連堂
流鏑馬curio

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ソフトクリーム

job-no-moto-illustration

買物公園をふらりお散歩

編集後記・インフォメーション

2011年1月11日

珈琲亭 ちろる

心安らぐ喫茶店の
心安らぐケーキと珈琲



買物公園をちょっと外れた一角、時が止まったかのような錯覚を覚えるレンガ造りの重厚な一軒家が。旭川では一番、北海道でも三番目に古い喫茶店ともいわれる「ちろる」。作家三浦 綾子さんが執筆した名作「氷点」に登場することでも知られています。
店内も静かで落ち着いた雰囲気。「近ごろは、コーヒーを味わいながらゆっくり本を読んだり、新聞に目を通したりできる喫茶店が少なくなりましたね」とはちろるのマスターの言葉。なるほど店内を見渡すと、クラシック音楽に耳を傾けながら、手にした本のページをめくるお客様がちらりほらり。
おすすめはケーキセット。ケーキは、チーズケーキムース、チーズケーキスフレ、パンプキンパイ、ムースオショコラの4種をラインアップ。甘さ抑えめの味わいは、ストレートはもちろんお店が独自に指定するブレンドコーヒーとも相性バツグン。
時間に癒されたいとき、自分に向き合いたいとき... 是非とも訪ねてほしい空間なのです。

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レンガ造りの外観。積み重なる時間がつくる静謐な雰囲気。


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ゆっくりゆっくり、本が読みたくなるね。


珈琲亭 ちろる
旭川市3条通8丁目
9:00~19:00

2010年11月29日

鳩燗って知ってる?

ある日の取材メモ その2


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本誌では「ちゃっぷ丼」をご紹介させていただいた、ぎんねこさん。
昭和を感じさせるノスタルジックな佇まいが、本当に魅力的。

店の入り口の脇にある看板には「素通りは許しませんぞ」の謳い文句。
これもいいなぁ。


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この椅子もいい味でてるでしょ。
実は、スマートボールの遊戯場で使われていたものなんだって。
半世紀を経た今でもがっしりした造り。


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カウンターの上には、「狸八相」なる縁起物。
壁に掛かっている黒電話もいい。
もちろん今でも現役、ちゃんと使えます。


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で、これが鳩燗。
酒を燗するための入れもので、名前の通り鳩のカタチをしてる。

通常のとっくりのようにお湯に浸けるのではなく、
炭火の上の金網に直接のせたり、
いろりの熱い砂などに差し込んだりするものらしい。

「お酒は急激に熱した方がおいしい」
そんな通のお客さんに愛される、酒場の珍品なのです。


焼鳥専門 ぎんねこ
旭川市5条通7丁目
5・7小路ふらりーと
0166-22-4604

2010年11月29日

Deux Cafe

濃厚なミルクの味わいがギュギュッ!
カルボナーラ


2010年夏にオープンしたドゥカフェ。

イケメン店長の遠藤敦さんと超ビューティな遠藤瑞恵さんのご姉弟(美形のDNA...うらやましい!)で、切り盛りしてるお店。

パスタメニューがずら~りラインナップする中、オススメしたいのが濃厚仕立てのカルボナーラ。
厚切りベーコン、東川産の新鮮タマネギ、鷹栖産の彦一ニンニク、

さらに味の決め手となる生クリームは遠く音更町から取り寄せている。


「生クリームの乳脂肪分は47%。他にはない極上のコクとまろやかさをお楽しみいただけますよ」と店長。
一口いただいてみると、おおっ!新鮮なミルクの味わいが、口の中にふわーっと広がって...
濃厚なのに全然くどくない!これはいける~!

そのほか、アップルパイやフルーツのショートケーキなどのスイーツも充実。
夜はお酒を楽しむこともできるので、会社帰りに寄り道するのもいいかもね。

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オーナーの遠藤敦さん。名古屋の飲食店で腕を磨いたんだって。



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Deux Cafe
旭川市2条通8丁目
平日)11:00-21:00 
金曜土曜) 11:00-23:00

2010年11月29日

佐藤さんのマジックが、すご~い!

ある日の取材メモ その1

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じょぶのもと本誌の「脇道で、出会った、すてきな人」のコーナーでご紹介した、戯連堂店主の佐藤豊さん。
アポなしだったのにもかかわらず、やさしく、そしてちょっぴりお茶目に取材に応じてくれました。

で、取材の途中、唐突にスタートしたのが、佐藤さんのミラクル手品ショー!

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「リングが二つあるよね」
「うんうん」


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「こうするとつながって」
「うんうん」


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「3つめもつながって」
「お!」


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「ぱぱっと、こうしたら...」
「おおお!」


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「バラバラになっちゃった」
「おおおおおおお!なんで?なんで?なんで?」


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「お次は、銀のボールが、手のひらの上で浮きま~す」
「え~!!」



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「一枚カードを引いてみて」
「...はい。(ダイヤのキングね)」


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「てんをきって...」


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「並べたら、ほら一番上が、あなたの選んだカード」
「すごーい」


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「まわり4枚をめくってみたら...」
「えー。全部エースだ~! タネ教えて~!」

まだまだミラクルな手品ショーは続いたけれど、お見せするのはここまで。
あとは、あなたの目で確かめに行ってみて。
(腕がねじれるイリュージョンマジックは必見! うどんも、ぜひ!)

戯連堂
旭川市6条通7丁目
tel.0166-23-9117
基本的に月曜定休(遠方より出向く際は事前確認を)

2010年11月29日

自由軒

ぱぱっと食べて、ごちそうさん!
名物、味噌汁とごはん


買物公園フリークなら誰もが知ってるお店、自由軒。
カレーライスも、チャーハンも、カツ丼も、わらじ焼肉も、とんかつも、
どれもおいしくてボリュームたっぷり!
でもじょぶのもと取材チームが、お品書きの中で目を付けたのは「名物!味噌汁」。

ご主人の田中輝彦さん曰く、「先々代が自由軒を創業したときからあるメニューだよ。
白いごはんとお漬けもの、そしてどんぶりにたっぷりの味噌汁。昔の人はね、これをささっと食べて、"はい、ごちそうさん"っていって、店を出て行ったんだ」

カツオだしの香りが鼻孔をくすぐる。
豚汁風の味わいは至ってシンプルだけれど、それがごはんとよく合う。
ごはん、味噌汁、ときどき漬けもの。

あー。日本人に生まれて良かったなぁ...。

「そんなに数は出ないけどね、ときどき昔を懐かしんで食べに来るお客さんもいるんだ」とご主人。

そのお客さんの気持ち、ちょっとだけ分かった気がした。

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ご主人の田中さん。
あの味噌汁のように、やさしい、やわらかい話しぶり。


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自由軒
旭川市5条通8丁目
11:00-22:30 日曜定休